Do it again

大変ご無沙汰しておりました。
実に4ヶ月もの間blog更新滞ってました。
twitterでつぶやいて満足していた部分が大きくて、すっかりblog更新を
放棄しておりました。
正直このままblogはフェイドアウトして適当なタイミングで閉鎖…
という考えが頭を過ぎった事もありましたが、最近になってtwitterでは
捌ききれない感情や思考がむしろ多くなってきたことから、またblogも
更新していくべきという結論に達し、今日から更新再開していこうと
思っております。


twitterはとても直感的なツールで、思ったこと、感じたことを衝動的に
気軽に発信することができる。文字数に制限があることが作用して、
より簡潔に、より直感的に素に近い部分を表現できる。気がする。
刻一刻とツイートが更新され流れるタイムラインはライブ感を生み、
フォロワーとの流れの中でのコミュニケーションがそれをより強く
感じさせ、衝動、直感を煽る。
その反面、論理的に深く掘り下げた思考を表現するには文字数制限が
足枷となるし、タイムラインという時間の流れの中にいとも簡単に
埋没して流れてしまう。
良い部分もあれば、足りない部分もある。


この4ヶ月間はそのライブ感に身を任せてみたのだけれど、やっぱり
流れていくものだけじゃ不十分で、しっかりと残しておきたい感情も
少なくない。むしろ多いという事を最近強く感じることになった。
それに、こう一日の終わりに自分や事象としっかり向き合って、それを
思考し、言葉として残すことが自分にとって有益なものにできるんじゃ
ないだろうかと考えたわけで。
流れに身を任せるだけじゃなくて、敢えて流れの中で一時立ち止まって
周囲と自分を省みてみる。それが今の自分に必要なんだろう。
なんかえらい格好つけてるように聞こえるかもしれないけれど、
割と本気でそんなこと考えてblog更新再開を決めました。


というわけで、毎日…とはたぶんいかないでしょうが、またぼちぼちと
このblogを更新していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

まだ道の半ば

直前まで誰も確信していなかった南アフリカでの勝利。
それだけでなく2勝を挙げての16強への進出。
それは純粋に喜ばしい結果であり、選手達の戦い振りは
充分胸を張り、誇れるものだった。
お疲れ様。ありがとう。そんな感謝の言葉は惜しまない。


だが、やっぱり敢えて言わずにはいられない。
「もっとやれたんじゃないか?こんなもんじゃないだろ?」
確かに日本サッカーはようやく一歩前へと踏み出すことはできた。
ただ、踏み出しただけで、前進したとは言えないと感じる。
しっかりと組織的に、特に守備に重点を置いて戦えば、これくらいは
できて当然であると思っているから。
そして相手にも恵まれた部分もある。カメルーンデンマークには
組織の綻びが多分に見られたから。
それこそ4年前の日本代表の惨状を思い起こすような。


岡田監督を今更持ち上げるような空気がなんとなく漂いつつあるが
それもちょっと待ってほしい。
確かにずっと固定に限りなく近い形だったレギュラーを直前で
切り替え、守備に光明を見出したことは英断だったかもしれない。
しかし、その英断は遅すぎたのではないか。
もし、その英断をもう少しはやく、メンバーを登録する前に出来ていたら。
それができていたら、“戦えない”選手を無駄に連れて行くことなく、
その代わりに、守備的な戦術にマッチし、より“戦える”選手を連れて
行くことができたんじゃないか。
結局戦術は基本的に守備しかなかった。
カメルーン戦にしろ、デンマーク戦にしろ、幸運にも少ないチャンスで
前半に先制点を奪うことが出来た。それによって勝利を掴むことが出来た。
しかし、オランダ戦にしろ、パラグアイ戦にしろ、先制点を奪えず、
それどころか、得点を奪うことができなかった。
守備から攻撃にスイッチを切り替えることは出来なかった。
交代選手を利用して攻撃のやり方を変える、あるいはリスクを冒してでも
得点を奪いにいく時間、流れを作る。
そうした采配は何一つ効果的に出来なかった。
だから岡田監督が成功したとは思えない。
お疲れ様でしたというねぎらいの言葉くらいはかけたいが、かといって、
よくやった、散々批判してごめんなさいと謝るつもりは一切ない。


まぁ、文句ばっかり並べ立ててきたけれど、それでも日本代表の戦いに
興奮し、感動し、誇りを感じたことは間違いない事実。
本当によくやってくれたと思う。
が、重ね重ねくどいようだが、全然こんなもんで満足していないし、
満足してほしくない。
まだまだ世界は上にいるし、もっともっとそれに向けてレベルアップして
いかないといけない。やってる側も見守る側も。
本当にこの国のマスコミは堕落させるのが何より上手い。
ベスト16で負けて帰って、ニコニコとだらけた笑顔で満足げに会見なんて
してる場合じゃねえって。その程度かよ。
結局ベスト16の壁は越えられなかった。2002年と変わらない。
一次リーグ突破で満足せずにベスト16でも最後まで戦った。
その違いの分だけ、少しだけ前に踏み出しただけに過ぎない。
まだ道は半ば。
南アフリカでの戦いは終わったが、フットボールは続いていくんだから。

落ち着かない

急に蒸し暑さがきた所為か、今日は若干体調が悪い。
夜窓開けっ放しで寝てたのもあってか起きた時から喉に違和感。
それは時間と共に収まったものの、だるさが一日中抜けず。
生活リズムが落ち着かないのと、天候がどうも例年通りでないような
感じが相まって気を抜くと身体壊しそうで怖い。
でも、そういう情況を逆に考えれば、しっかりと自分を整えるチャンス。
しっかりと締めるところを締めて、真人間になろうw

本当に必要なもの

勝ち負けは百歩譲って仕方ないと割り切れる面もある。
J1で優勝争いをするようなクラブではないし、明らかに実力で劣る部分はある。
それは結果に表れてしまっている現実なのだから。
しかし、だからといって相手に舐められるのだけは我慢ならない。
相手に所詮湘南だな。大したことないな。
そんな風に思われるのだけは本当に我慢ならない。
だから、だから本当に頑張って欲しいし、できる後押しは惜しまない。
一つだけこの苦境で言いたいのは自分達の可能性を信じてくれということ。
自ら自分達を相手より下に見積もる必要なんて絶対にない。
まずは徹底的に一人一人が目の前の相手に勝負を挑んでくれ。
本当に付いていけない差なんてどこにもないはず。
戦術の枠なんかぶち壊してしまってもいいよ。それくらいの気持ちでもっともっと
食らいつき、もっともっと自信持って胸張って堂々とプレーしてみろよ。
ソリさんを否定する気持ちなんて更々ないけど、その枠に収まってしまってちゃ
本当に必要なものを得ることなんてできないぞ。
覚醒しろ。突き抜けるんだ。自分を超えていけ。

根本的な誤解

未明のスペインvs韓国で韓国の堂々とした戦いぶりを見た。
日本は終始流し気味のコートジボワールに本気を出させることもなく敗れる。


いつの間にかついてしまった明らかな差。
それはチーム戦術という部分を越えた根本的な部分、フットボールの本質、
そんな深い部分から生まれてしまったものなんじゃないか。
はっきり言うと「個」の部分。


ちょっと論理的にまだ纏まってないところがあるので今日はひとまず投げっぱなしで。
それよりも今はドログバの負傷状況が心配でならない。
ワールドカップでその姿が見られないのは損失以外のなにものでもない。
なんとか強行出場でもその姿がワールドカップで見られることを祈る。

テストなのか調整なのか

明日のコートジボワール戦は45分ハーフの通常の形式の後に
更に45分のゲームを行うことになったという。
これがW杯前最後の“強化”と銘打った試合でなければその方式も
理解し、賛同できるのだが。
本番前最後の“強化試合”。本番に挑むチームの形、やり方は
確実に定まったとは思えない現状。
サブメンバーの試合勘が…というが、実際起用されるメンバーは
かなり固定化されている。
そうした状況から考えると、こうした形のゲームでは得られる実は
少なくなってしまわないだろうか。
緩い条件でのテストは練習にすぎない。
本番に出来る限り近い条件で、厳しく、本番同様のことをやってこそ
初めて有用な形として結実するやり方と結果を得られるはず。


45分ハーフ+45分の形式でやるのなら、45分ハーフの部分は極力
選手交代も規定に近い人数に抑えて、できるだけ正式なゲームに
近い真剣勝負に近いものに双方同意してやってほしい。
練習、調整で済ませるゲームにだけはしてはいけないと思う。
コートジボワール側にそこまでの危機感があるかはわからないし、
こういう提案に乗ってきたということは、むしろ調整の意識が
強いであろうことが伺える。
しかし、日本は違う。
若手に経験を与えることは大事だ。
だが、それ以前に今はW杯で戦いを挑むために向かおうとしている時。
その戦う準備を削ってまでごくごく少数の若手に経験を与える必要が
本当にあるのか。


覚悟の度合いが透けて見える試合になりそうだ。