05'J2第8節 湘南ベルマーレ3-1水戸ホーリーホック

得点:バリシッチ、加藤望大先生2


前半立ち上がりはもうハッキリ言って最悪。
全体的に集中を欠いたようなどうにもダレたような感じ。
水戸の中盤のプレスに対して運動量も個人の仕掛けも足りず
パスミスからカウンターの繰り返し。
ぶっちゃけ先制されて、その後も白井やコバがパスミスするの見て
今日はどうにもならねえかもしれないなと不安がよぎった。
去年まではそうだったから…


しかし、今年のベルマーレはやっぱり違った。
相変わらずピリッとしない苦しい展開ながらもセットプレーから
バリシッチが待望の初ゴールで前半のうちに追いついた。
そして後半。
前半終始落ち着かないプレーだった冨山を下げて源気を投入。
そこからサイドを積極的に崩しにかかる。
前半の運動量の無さ、覇気のないプレーも喝が入ったのか見違えるようになる。
そして逆転ゴール。さらに突き放すゴールも生まれる。
どちらもサイドから綺麗に崩した得点だった。


どんな内容だったにせよ、勝てる相手にしっかり勝つこと。
これができるチームは強い。
ではベルマーレは強いか?
まだ本当に強いとは言い切れないかもしれない。
でも、その本当の強さを今後見につけるために、そのために必要な雰囲気が
少しずつ、確実に生まれてきている気がする。
サポーターの力。
スタンドの雰囲気が最近本当に良い。
今日の試合も去年までの雰囲気だったらあのままずるずると負けていたと思う。
苦しいときもチームを励まし、勇気付け、後押しする力。
そんな力が確かに今の平塚競技場にはある。