詠み人

半島を出よ (上)

半島を出よ (上)

を読み始める。
なんか…すごく読んでて寒気がして気持ち悪くなる。
無論フィクションで、ちょっと考えれば有り得ない設定なんだけど、
妙に現実感があって迫ってくる感じがする。


やっぱり、サクっと読める小説ってのは、どこか現実感が無いところがあるよね。
どこか現実を超越した爽快さなり、おぞましさなりがあると思う。
ただ、この小説はどこか現実を超越してそうで現実に残ってるような、
微妙な気持ち悪さがあるように思える。