「冬の東名阪ツアー〜ディストーション注意報〜」

卒論がちっとも進まない中、バックホーンのライブに参戦。
初めてのSHIBUYA-AX
この時期ロッカー外だけって…入場待ちの時寒すぎじゃぃ
まぁ、それはともかく。


今回も新たに作ったっぽいオリジナル(だよね?)のSEから。
なんとリズムがドラムンベースときた。
少し戸惑う俺w
で、そこから一曲目何持ってくるかとおもったら…
世界樹の下で』!!!!!!!!マジか!!!!!!
いやぁ、まったく予想してないところ持ってこられた。マジやられた。
その後も『ゲーム』とか『セレナーデ』とか、選曲めっちゃ渋い。
もちろん渋いから悪いとかではなくて、『アカイヤミ』なんかでは呟きのようなコーラスが
新規に入ってたり、『墓石フィーバー』ではとてもとても音源にはできないような歌詞に
アレンジして歌ってみたり。
なんか、おおっ!って思わせてくれる感じでかなり新鮮な印象も受けたり。
バックホーン唯一のクリスマスソング」って将司のMCから『羽根』とか、「来年は皆さんの
夢の種が花開くことを祈ってます」って松田のMCからの『夢の花』とか、ちょっと狙いすぎ
じゃねーの?とか邪推したりもしましたがw
『晩秋』やってくれたのもよかったなぁ。


新曲は『ブラックホールバースディ』と、アンコール一曲目に『初めての呼吸で』の2曲。
どっちの曲もいままでのバックホーンとは一味も二味も違う印象を受けた。
特に『ブラックホールバースディ』は疾走感と初期に通ずるへヴィなダークさが融合した曲で、
曲の構成もいままでのパターンから脱して、新たな境地に踏み出したんじゃないかなと感じた。
ちょっと残念ながら歌詞はあまり聞き取れなかった部分が多いので(特にサビ)、そこらへんは
もっとライブ重ねて曲の完成度を高める必要あるかもなと。
シングルとして16日にリリースされる予定なので、評価はあらためてその時にでも。
『初めての呼吸で』も、非常にバックホーン“らしくない”感じがした。
ちょっと専門的っていうか、ベース弾きの観点からの指摘になっちゃうんだけど、光舟のベース
ってとにかく動き廻るうねるようなランニングベースのフレーズが特徴なのね。ヴォーカルと
供にベースも歌っているような。
でも、この曲では、サウンドこそガンガンに歪ませて捻くれてるんだけど、フレーズはずっと
エイトビートのライン弾きでひたすら刻んでいくだけなのよ。
これって、普通のバンドとかではそれほど珍しいことじゃないんだけど、バックホーンにおいて
はこういうベースの曲ってたぶんいままで全くなかったと思う。
これの意味することって、やっぱバンドとして、成長してるんだと思う。
この『初めての呼吸で』って曲は、まず何よりその歌詞を伝えたい。そういう曲として作ってる
んじゃないかと。そのために余計なフレーズを排除して、バックはシンプルにしてヴォーカルを
より強調する。そういう手法を採った…んじゃないかなぁ。想像だけどね。


ま、ここまで書いてきた書き方からして、割と冷静に聴く感じだったんじゃないかと想像されま
しょうが…
確かにそんなに前の方で見てたわけじゃないし、どっちかというとじっくり聴く感じで途中まで
は見てたんですが…
終盤の『サニー』あたりで何かがぶち切れましてw続く『コバルトブルー』なんか歌詞大声で
叫びまくってしまいましたw
アンコールも『涙がこぼれたら』とか、ラスト『上海狂想曲』とか反則ですよw
おかげで完全に喉ぶっ潰れてしまいましたとさw
相変わらず2時間弱ぐらいで公演時間少し短いのが少々物足りなくも感じたりもしますが、
良いライブだったと思いますよ。個人的に終盤はっちゃけて楽しかったしw


まぁ、そんなわけで、今回SHIBIYA-AX2DAYSなので、明日も行ってきま〜す。
明日は当初大学行ってから行く予定だったので2F指定席でじっくり見たいと思っちょります。
大学は結局行ってると開演時間完璧に間に合わないので休むけどねっ