そんなシナリオ

FIFAクラブワールドカップ決勝。


立ち上がりからバルサの動きが悪い。
中盤でイニエスタやデコがボールを持ってもパスコースがない。周囲の動き出しがないからだ。
ロナウジーニョは動きに精彩を欠いた上に厳しいマークを受け何もできない。
グジョンセンが決定機を決めきれない。嫌な空気が流れ出す。


後半に入っても流れは変わらない。
むしろ更に運動量が落ち、チャンスメイクすらままならないシーンも目立ちはじめる。
そして迎えた後半38分…ついにカウンターから決められる…致命的な失点。
インテルナシオナウにとっては最高の、バルサにとっては最悪のシナリオが結実した。


いやぁ、バルサのコンディション良くなるどころか劣化しちゃってたねえ。
一緒に見てたうちの親父はバルサの連中サタデーナイトフィーバーしすぎたんじゃねえの?とか言ってたけどw
まぁ、流石にそれはないにしろw
中2日と中3日の差は小さくないのかな。
去年に続いて守る南米が攻める欧州をしのぎきったという形か。
確かにこのブラジルの勝負強さってのは凄いなぁと思うけど、どうなんだろうかな。
個人的には少し物足りなく感じる部分もなきにしもあらずで。やっぱり欧州勢の方がスケジュール的に厳しいか。
こうなったら来年は是非チェルシーに来て欲しいと思ったりする。
面白くなかろうがガチガチの勝負に徹するサッカーで勝ちにくるっていうのもまた一興じゃないだろうかね。