対照的ながらも同質な
- アーティスト: ACIDMAN,大木伸夫
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/02/07
- メディア: CD
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前作までと同じ方向性ながら、また一回りスケールが拡がった印象。
初期のような強烈に訴えるメロディとかフレーズは正直減ってるものの、
全体を通しての一貫した完成度はすごい。
聞いてて、自分の中の宇宙が拡がっていくような感覚さえ。
まぁ、それでもやっぱり初期の方が好きな自分もいる。
単体の曲として「造花が笑う」以上のものはなかなかね。
それくらいあの曲のインパクト強かったから。
- アーティスト: ブラインド・ガーディアン
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: CD
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こちらはACIDMANとは逆に拡がりじゃなくて、箱庭的な世界を表現したもの。
しっかりと表現したい中世ファンタジーっぽい世界観が出来上がっていて、
そのイメージを高い技術と表現力で形にした感じ。
これはへヴィメタルという音楽形式ならではの芸当だったりする。
ちょっと纏まりすぎな感じがしなくもないけど、かなり良かった。
この2枚はその方向性こそ全然違うけど、より考え練られ作り上げられた作品ということで
共通している感じがした。その完成度の高さも含め。
こういう音楽ももちろんあっていいんだよね。
こういう良さもあるし、むき出しの良さっていうのもある。
そういうのも全部含めて音楽なんだよね。やっぱ。