現状と希望

2007年最初の代表発表。
注目されるのは中澤の復帰とGK林のU-20からの飛び級あたりか。
あとは三都主の代わりとして相馬と藤本ってとこか。
橋本の選出ってのもオシム渋いところ見てるなぁと。


今回のメンバー見て思ったのは、GKというポジションについて。
オシムは現状のJのGKに満足してないというのが現われてるなぁと。
それはレギュラーポジションを獲れてなかった川島と大学生の林が選出されてることから。
確かにJ見てて感じることがある。
日本のGKは取る、止める、と言ったセーブする技術ってのは割としっかりしてる
と思う。けど、状況判断能力とフィード技術はちょっと物足りない。
オシムが、というか現代サッカーにおいてよりGKに求められている能力は後者なわけ。
そして、そうした能力ってのは若いうちから身につけて置くように訓練しておかないと
なかなか身に付くものじゃない。
意識してできるってレベルじゃなくて、ある程度自然にできるくらい浸透させていないと。
そういうことから中堅もしくはベテランのGKを呼ぶのではなく、若く吸収力のある選手を
呼んで、将来を睨みつつ育てていこうと。


と、ここまで書いて気がついたけども、
別にGKに限った話じゃなくて、今のところ全体的にこの方向性でチーム作ってるわな。
サッカーは日々進化し変化してるわけで。
そんな状況の中、少しでも足を止めたり、昔を懐かしんでたりしたらダメなんだよね。
だから安易に俊輔だ、高原だと求めるのは止めないか本当に。
本当に必要なのか、“今すぐ”必要なのか?そこを検証せずに求めるのは愚かしいこと。
というか、呼んでみて機能しなかったらどういうコメント出すのかってのも興味あるけどね。
川渕がさ。