まず1勝

まずはこの劇的な勝利を素直に喜びたい。
まじでちょっと泣きそうにナッチャッタヨ。


'07J2第3節
湘南ベルマーレ(2-1)セレッソ大阪
得点者:石原直樹(1)、加藤望(1)
湘南ベルマーレ:3試合1勝1敗1分、勝点4、総得点3総失点3得失点差±0


会心の…とまでは言えないが、セレッソ大阪相手に価値ある勝利。
内容も着実に進歩が感じられた。
特に目に付いたのは財津。
セレッソが余りサイドを突いてこなかったという面もあるが、ポジショニングが大幅に良くなってる。
その良い影響でプレーに余裕と落ち着きが生まれて、いろいろな事をできるようになってきた。
守備もまだまだだけど、意識が低いわけではないので向上が望める。
それにジャーン、斉藤のセンター2枚は少しスピードに不安が見られることがあるなか、
財津がそのスピードを生かしてカバーして決定機を防ぐ。という場面も見られた。
決勝アシストという仕事だけではなく、確実に右サイドバックとして成長している様は頼もしいし、楽しみだ。
それとやはり坂本。
素晴らしいハードワークで守備への貢献度が凄まじく良くなってきた。
もう少し攻撃に積極的に絡めれば…と思ったりしたけど、今日ぐらいの仕事を常にこなせれば
そこまで望まなくても良いのかもしれないとも思う。
アジエルはもう言わずもがな。なんか今日のキレは凄かった。
ただ、そんなアジエルへの依存度が高すぎるのは事実なわけで。
もう少しアジエルに頼らずに崩せる形を作れるようになれば、それこそ上が見えてくるかもしれない。


セレッソの出来の悪さに助けられた面はある。
最後までアジエルを抑えられなかったし、ベルマーレの現時点でのウィークポイントである
サイドを徹底して突くような策もなかった。
決して楽観はできないし、まだまだ足りない部分も多い。
それでもこの1勝の価値は小さくないし、大きな一歩になる。
さぁ、ここからだ。