世界基準

先週になるがチェルシーvsシャルケ
個人的な注目店はツェフとノイアーという今後世界トップを担うであろうGK2人。
いや、ツェフの場合はもうすでに世界トップかもしれないな。
ノイアーも1失点目は言い訳の許されない致命的なミス(トンネル)だったが、それ以外は
安定したセービングだった。
この2人に共通するのは抽象的に言うとスケールの大きさ。
反応の良さは当然のことながら、特に目についたのはハイボール、クロスボールのキャッチング技術。
まるで吸い込まれるがごとく手の中にボールが収まる感じ。
なんか日本人とはまったく違う技術使ってんじゃねえのかってぐらい。
もちろんその技術を使いこなすための的確な判断力っていうのが根底にあって、
その上でのプレーだからそう見えるんだろうけど。


このようなスケール感のある選手がもっと日本にでてこないだろうか。
正直Jのプレー見る限りでは川口が不動の代表レギュラーっていう現状は不満。
もちろん平均水準以上ではあるんだけど、視点を世界に広げるとやっぱり物足りない。
身長がすべてだとは言いたくないし、言わないが、もう一段高いレベルがほしい。
やはり思うに、どうも日本ではGKの評価基準が甘い気がする。
いや、甘いというのではなく、あまり評価の対象にしてないと言うべきなのか。
MFとFWについてはやたらと騒がれるがDF、GKについての関心が実に薄い。
もちろんちゃんと見てる人は見てるんだが。
ここらへんは後々結構深刻な問題になりかねない恐れもあると思ってる。