慌てず、焦らず、しっかりと、諦めずに

明日ホーム最終戦での昇格決定の可能性はゼロに。
岡山はほぼ完璧な試合だったんだけど、たった一つのマークミスに泣く。
それを逃さなかった甲府もさすが。当たり前だけどまだ折れてない。
最後の最後だけそう都合よくはいかない。
やっぱり最後の最後までやりきらないとという事なんだろう。

もし、この試合を選手達が見ていたとしたら、非常に良い教訓になったんじゃ
ないだろうか。
甲府は得失点差を意識したのか、得点をとるために縦に急ぎすぎ、
そして焦りすぎなプレーが立ち上がりからあまりにも多くて、
空回りしているように見えた。
単調な攻撃は岡山DFに完全に読み切られ、押さえ込まれた。
中盤で起用された片桐に全然ボールが入らず、その策はほとんど功を
成さなかった。
終始自分達のペースを掴めずに、なんとか1点こそ奪えたものの、
それ以上の上積みは結局不可能だった。
これは良い反面教師になる。

勝たなきゃいけないプレッシャーは同じ。できれば得点差も多くほしい。
でも、絶対に慌てちゃいけないし、焦っちゃいけない。
しっかりと自分達のやりたい事を最後までやり通し、最後に勝ち点3を得れれば
それでいい。
まず絶対に勝って勝ち点3を積む事。
決して簡単な事じゃないけど、絶対にできると信じて、絶対にJ1に行くという
強い決意を持って、最後まで戦えば結果はついてくる。
絶対にうつむかず、最後の最後の瞬間まで、しっかりと前を向いていこう。