一つ壁を突き破ったか

得点者：原竜太(9：アシスト尾亦)、石原直樹(8:アシストアジエル)
警告：エドワルド・マルケス、北島義生、山口貴弘

湘南ベルマーレ：16勝11敗4分、5位、勝点52、総得点48総失点32、得失点差+16
得点内訳：アジエル(10点)、原竜太(9点)、石原直樹(8点)、加藤望(5点)、坂本紘司、斉藤俊秀(各3点)、
　　　　　田村雄三、北島義生、ジャーン(各2点)、外池大亮、永里源気、山口貴弘、エドワルド・マルケス(各1点)
アシスト：アジエル(12アシスト)、坂本紘司、加藤望(各5アシスト)、原竜太(3アシスト)、
　　　　　石原直樹、永里源気(各2アシスト)、財津俊一郎、外池大亮、中里宏司、鈴木将太、金永基、
　　　　　尾亦弘友希(各1アシスト)
警告累積：北島義生7、坂本紘司6、石原直樹5、アジエル5、中里宏司4、原竜太4、ジャーン4、田村雄三4、
　　　　　斉藤俊秀3、尾亦弘友希3、加藤望2、山口貴弘2、財津俊一郎1、中町公祐1、外池大亮1、村山祐介1、
　　　　金永基1、永里源気1、エドワルド・マルケス1
次節出場停止：なし

スカパー観戦。
今シーズンどうしても勝てなかった上位相手についに勝利。
しかも、内容的にも最後までアグレッシブに一歩も引かず戦い抜いて競り勝った好内容。
先制した後、すぐに取り返されたときは、いつものズルズル中盤が引いてしまう受身の形で、またか…と
思わされたが、ハーフタイムを挟んだ後半には完全に攻めの姿勢を取り戻していた。
最後までその姿勢を失わずに勝ちきった。
上位相手の初めての白星ということ以上にこれは大きな勝利に成り得る。
そして石原。
最近精彩を欠いていたとはいえ、エースとしての期待を背負っていた自負もあっただろう。
リザーブに回されるという悔しさ、情けなさを強く感じていたはず。
その想いを見事に結果として現してくれた。
ブルーノ・クアドロスを背負いながら、素早い反転で抜き去りニアサイド、キーパーの肩口を抜く見事なシュート！
これこそエースの仕事だよ。これを待ってたんだ。
その後終盤に突き放すチャンスの1対1を外したところにまだまだ課題を感じるけれど、
これで一つ壁を突き破っただろうと思いたい。

この勝利はたまらなく嬉しい。
ただ、もちろんそれで満足なんてしてはいられない。
これから仙台、福岡、山形、東京Vと続く戦い。
それを勝ち抜いていかなければならない。まだまだ状況は厳しい。
しかし、今日の勝利で光明が見えたことも確か。怯まず戦えば勝利は掴み取れるんだ。
さぁ、ここからだ。もう止まらない。ただ前へ進むのみ。