覚書

ちょっと考えてみた方向性。
オシム
グラウンドを広く使うため空いているスペースへ、もしくはスペースを作り出すための
“拡散”する動き。
岡田
グラウンドを広く使うのではなく、“収縮”することによって狭い地域で数的優位を
作り、それを生かし突破する。


一見真逆に見えるが、運動量なしでは成立しないところは共通。
ただ走るのではなく、どこをどう使って、どう動けば相手を崩せるのか、
常に考え続けて走らなければならない。


と、いう感じなのかな?
そうした方向性は別に構わない、というかあってしかるべきなんだが、
それに偏重してしまうのが悪いところ。
相手は千差万別なんだから、収縮に強いチームもあれば、拡散に強いチームもある。
それを判断して臨機応変に戦い方を変える力。
ゾーンプレスとかフラット3とか、そういう単純に一つのやり方に固執するんじゃなくて、
もっと様々な戦術を切り替え、組み合わせながら状況に応じて戦うこと。
もうそういう次元に進まなきゃいけないところなんじゃないだろうか。
そして、それをオシムが教えようとしてくれてたんだよな。