リアリズム?

負けたけど、内容は良かった。
よく耳にするコメントだけど、これって非常に危険な言葉だと思う。
負けたという事実が結果として出たことには必ず原因がある。
敗戦を糧に成長するためにはその原因を直視しなければならない。
その一番必要な行為をあえて避け、間違った認識に至ってしまう危険性。
それがこの言葉にはある。
長所を伸ばすことはもちろん大事だが、優先されるべきは短所の解消。
勝負の世界なのだから、すべて自分達の思うようにできることはありえない。
それは面白いつまらない、楽しい退屈の問題ではなくて。
勝てばいいなんて思わないし、1−0で勝って最高なんて思わない。
やっぱり夢かもしれないけどバルサみたいに相手を圧倒して勝って欲しいし。
だけどまずはリアリズム。勝つための基本。
今はそれを確立して行こうとしている段階なんだろう。
なんかカウンター型とか守備的とか思われるの癪なんだけど、
他人の眼気にしてもしょうがないし。
今の内は湘南たいしたことないって思ってもらってて結構結構。
楽しみは最後まで取っておこうじゃねえの。