才能の煌き

今季もUCLが本格的にスタート。
うちで契約してるのはJリーグライブなのでJsports Plusでやるのしか
見れないんだけど、初日は初回生中継無料ということで選択肢多め。
そんな中でもあえてヴォルフスブルグvsCSKAモスクワをチョイス。
CSKAモスクワは良い意味で驚きだった。
若いアタッカーが凄く良い。
ヴォルフスのホームゲームだったんだけど、そんなの全く関係なく、
恐れず怯まずボールを受けたら仕掛けること仕掛けること。
技術のレベルも相当高く、止める蹴るという基本的なところはミスをしない。
それになにより絶対に負けない、勝つんだという気持ちを漲らせてる。
チームとしてもロングボールはほとんど蹴らず、しっかりとDFラインから
つないでビルドアップ、個人の仕掛けを絡めて相手ゴールへ迫る。
しかし、ワントップが結構ボールを受けて捌きに下がってしまうタイプで
なかなかフィニッシュまでは至れないという致命的な欠点が。
逆にヴォルフスはドイツらしいソリッドなチームで、ポゼッションには拘らず、
主にサイドを使った手数の少ない攻撃で最後はFWに任せゴールに迫る。
CSKAとは対極で、強烈な決定力を持ったFWがいるという。
そして、その長所が見事に嵌り、FWグラフィッチハットトリックで3-1。
ほんとサッカーの面白さ、奥深さが詰まった好ゲームだった。
CSKAのアタッカーはワントップのギリェルメ以外は軒並み良かったんだけど、
その中でも19歳で10番を背負ってロシア代表にも選出されているという
ジャゴエフは出色。
パス、ランニング、ドリブル、シュート全て高水準。
繊細なボールタッチと、ボールを持った時の感覚、佇まいはもう一流の
それを感じさせると言ってもいいほど。
マンUとの試合でどれだけのインパクトを見せてくれるのか楽しみになった。