感情と実利のあいだ

まぁ、相当難しいところなんだとは思う。
八ッ場ダムや羽田ハブ化構想。
現状として、傍から部外者目線で見た感じ下のような印象。
その地域の住民は主に感情と実感を基に、
対する国土交通大臣は実利と実益を基に、
それぞれの意見をぶつけているように思える。
そしてどちらも相手の意見の基にあるものを見ていない。
あるいは目を背けているというべきか。
それをお互いが見つめ合った上で、どういう答えを出せるか。
一応国土交通大臣は住民と意見交換をする用意はあるという
構えを見せているんだから、住民側はダムがいかに必要なのか
というデータをしっかりと示して見せればいい。
そのデータが本当に確かなものならば、誰もが納得するだろ。


とりあえず一つだけ言いたいのは、
自分達の利益と損しか考えてない知事どもが感情に擦り寄って
さも自分達はあなたたちのこと分かってますよ。みたいな
厚顔無恥な様を晒さないで下さいませんか。
特に、千葉県の方には申し訳ないが、森田健作の三文芝居には
正直呆れる。
どうしても本当に必要だっていうならあなた方ももっと出資する
ぐらいの意志見せてみて下さいよ。
それこそオリンピック招致に莫大な費用浪費するぐらいならさ。
まがりなりにも首長という立場にある人が、
いままで散々出費したのだから更なる大きな出費をしてでも。
とかいう非論理的な理由を堂々と主張するのはやめて下さい。