A代表について

なんかここの所見てて思うのは、
“世界と戦うためにどうすればいいのか”
っていう一番重要なテーマを考えることを放棄し始めてないかという事。
サイド、クロスに余りにも固執しすぎて、それが正解なのかどうか
推考し、検討することなく、ただただ実践するのみになってないか。
もちろんチームとしての形を作り上げることは重要な事で、個人の力が
世界トップレベルとは言えないのだから、組織を重要視するのは分かる。
ただ、最近ひたすら繰り返してるサイドからクロスという形が今ほぼ固定
されかけてるメンバーに合ったものとはあまり思えないし、そもそもその
形が世界に通用するとも正直現段階では思えない。
サイドからクロスを入れるという方法論自体を否定はしないが、ゆったりと
サイドに展開して、なんの工夫もなくクロスを蹴りこむという単調なやり方
ばかりが目立つ。
そんなに簡単じゃないだろ。
南アフリカ代表監督のパレイラが最近の日本代表のプレーを見て、
「プレイングマシーンみたいだ」とコメントしたらしいが、言い得て妙だと思う。
ただサイドからクロスを入れるということばかり意識するあまり、
攻撃が単調極まりないものになってしまっている。
テンポやリズムが一定で単調な試合運びになりがちというのはたびたび
指摘される日本の生真面目さからくる短所だが、最近は戦い方を自分達で
決め付け、締め付けすぎて、その短所がより際立つものになっていないか。


まぁ、ぐだぐだと纏まらないまま書いてみたけど、もっと単純に言わせてもらえば、
正直つまらないサッカーしてんじゃねーよと。
オランダ戦以降、どんどんサッカーが萎縮していってないか?
相手が弱い相手ばかりだから結果こそ出ているが、オランダ戦から何か進歩したかと
問われれば、答えはNOとしか言えないだろ。
現実的に考えて、やれる可能性の高いことを追求するのは悪い事じゃない。
そうするなら、そうするんだと言って欲しいと思うだけ。
4位とか、世界を驚かすとか、大言壮語じゃなくて、今のうちから現実を
しっかりと語ってみてくれないだろうかね。
それはそれでこっちは文句言っちゃうんだろうけどさw
本当に心の底からそれを絶対にやってやろうと思ってるというなら…
今のままじゃダメだという強い向上心、欲求をもっとプレーで見せてほしい。
相手がどうこうじゃなくて。