深化するデスマッチ

今日はスカパー無料開放デーだったので、J2はスルーして
サムライで大日大戦を見た。去年末の横浜文体。
普段サムライは視聴契約してない上、去年は結局大日見に行く
機会がなかったので久しぶりに見たわけなんだけど。
今大日凄く充実してるね。
活きの良い若手が何人も出てきてるし。
そして度肝を抜かれたのがメインのクオリティーの高さ。
BJWデスマッチ王座の蛍光灯建設現場スキャホールドマッチ。
王者宮本に挑戦者佐々木貴が挑んだ一戦。
これがいきなりリング上に組まれた2m以上の高さの足場から
はじまるという展開で、最初からフルスロットルでハードヒットを
繰り返すエキサイティングさ。
その勢いは最後まで衰えず。
気持ちの篭ったやり合いで一つ一つのムーブも説得力抜群。
最後は足場上からのムーンサルトで王者宮本がピン。
ただ無茶な攻防や凶器のインパクトに頼るんじゃなくて、
それを最大限に利用しながら、そこに魂と説得力をこめる。
デスマッチで一番難しいところを見事に昇華してる。
凄いものを見たという充実感を見る側に与えることは簡単じゃない。
でも、その簡単じゃないことをしっかりとできる力が今の大日本プロレスには
あるのかもしれない。
4日の文体はちょっと無理かもしれないけれど、近いうちにライブで
見に行きたいと思った。