何よりも感謝

菅野将晃監督の契約満了での退任。
加藤望の契約満了。
大山俊輔の愛媛FCへの完全移籍。

別れの報が続く。切ないけど、チームを取り巻く状況もあり、
割り切るしかないんだろうね。それは至難の業だけど。

菅野さんと望さんにはとにかく感謝の言葉しかない。
腐りかけてたチームをここまで引き上げれたのは2人の尽力が大きい。
すっかり負け犬根性が染み付きかけてたチームを戦える集団に塗り替えてくれた。
そりゃ、もう一息…っていう面もある。けれど、それ以上にチームへの、
湘南ベルマーレへの貢献というのは過去在籍した選手監督の中でも屈指と
言ってもいいんじゃないかと個人的には思う。単純比較はできないけどさ。
とにかく今は、ありがとうございました。ただそれだけを言いたい。

選手としてもまだやれるという感覚はあるが、望さんには選手としてダメなら、
コーチングスタッフとしてでも残って欲しいという強い希望はある。
けれど、本人があくまでも現役に拘りたいという意志であるなら、敬意を持って、
その意志を最大限に尊重してあげたいとも思う。
望さん本人が納得できる形になることを心から願いたい。
そしてこうしてチームを去る(であろう)望さんのためにも、残された選手達には
より一層の奮起を。
望さんからポジションを奪えなかった事実を振り返り、見つめなおし、恥じろ。
そしてその姿勢、意志を学び、自分を最大限に伸ばす努力を怠るな。
一戦一戦、一日一日、瞬間瞬間に至るまで全力を出しつくせ。

最後に大山。
実は個人的に今季最後の最後まで期待し続けていた。
パスセンスとその技術は非凡な物を持っていると感じたから。
左サイドという、あまり適正があるようには思えないポジションで最後まで使われ
続けたという事実は可哀想だったように思う。
しかし、そんなポジションにおいても望さんのように全力を出し切り、新しい自分を
掴もうとしていたかと言えば、そうとは感じられなかったのも事実。
本人としても、愛媛で実績を残し、少し上のクラブへやってきて、かつての恩師の下で
より充実した飛躍のシーズンをと考えていたことだろうし、悔しいだろう。
ここから再び立ち上がることができるかは本人次第。
湘南戦以外で頑張れなんてケチくさいことは言わない。
見返すつもりで多いに頑張ってくれ。