入れ替え戦'08

緊張感はあれど、痺れる様な緊迫感はなぜか希薄で。
勝ち取るという強い意志は薄く、どこか決着を避けるような空気。
それでも前半の仙台は前に行く姿勢で先制点を奪う。
が、予期しなかった一瞬の隙を突くミドルで追いつかれると、
とたんに気持ちが後ろへ傾く。求められる結果とは逆へ逆へ。
それはお互いに交代枠を残したまま終わるという事実に顕著に現れた。
そこに感じられるのは次が決戦。という強い意志希望ではなく。
ただ勝負を避け、負けを恐れる恐怖心。
特に仙台。不甲斐ない。そんなもんじゃないだろ。
勝ち取るんだという強い意志と少しばかしの勇気。
このままじゃ足りないぞ。届かないぞ。