蹴球・J

勝負のアヤ

広島はいつもどおりじゃないな。という感じは前半からあった。 明らかにいつもより縦のロングボールが多い。 磐田の前掛かりなプレッシングをかわせない。 プレッシングの背後、中盤にスペースが生まれるのだが、そこをうまく 使う選手がいない。苦し紛れに…

鎖国なのか国際化なのか

未だによくわからないジャッジの新基準。 最初聞いた時、そして実際の試合を見た第一印象は最悪。 酷い方向性で、ますます逞しさが失われ、世界からかけ離れていく。 そんなふうに感じた。 ただ、よくよく考えてみると、確かに頷ける部分もある。 特にセット…

転換期

まずは昨日の書き残し。 勝敗を分けるターニングポイントになったプレーは玉田が ペナルティエリア内で倒れてシミュレーション取られたプレーだと思う。 実際に掛かったかどうかはともかく、あそこで玉田が倒れてしまったこと。 それによってグランパスの守…

勝負強さ

天皇杯決勝 ガンバ大阪4-1名古屋グランパス 最終的な点差ほど楽な勝負ではなかったと思う。 実際グランパスが同点に追いついてからガンバが勝ち越すまでの間 何度となくグランパスが限りなく逆転に近づいていたし。 マギヌンが良いスペースに良いタイミング…

乖離か手応えか

2009最後のサッカーLive観戦に国立競技場へ。 試合は2-1でガンバ大阪がベガルタ仙台に勝利。 どっちかというとサポに友人がいるベガルタを応援に。 しかし、やっぱり意識はベガルタを通してベルマーレがどれだけ J1でやれるのだろうかという所に飛んでしまう…

季節

各チームから契約満了で退団する選手のリリースが出始めている。 悲しいけれど、これも厳しいプロの世界なのだから仕方が無い。 ここまでの所をパッと見渡すと、20代半ば以降の年齢の準主力級が 結構満了にされているなぁ。というところ。 鳥栖の広瀬とか、…

戦術の勝利

ナビスコ決勝。 普段通りに戦おうとした川崎を“決勝仕様”のFC東京が完封。 米本のややラッキーだが素晴らしいミドルで先制すると、 後半典型的なカウンターで追加点。2-0とするとすぐ赤嶺を下げ守備にシフト。 そのまま川崎の攻撃をしのぎきり2度目のナビス…

サガン鳥栖

散々湘南サポから嫌われてる感もあるサガン鳥栖。 正直自分も好きか嫌いかと問われれば、もちろん嫌いと即答します。 でも、間違いなく良いチームだとは思うし、毎年昇格争いに近い所まで チームを押し上げてくる岸野靖之という監督は素晴らしいと思う。 や…

Moving

予定通り味スタへFC東京vs柏を観戦に。 結果から言うとFC東京の完勝。4-0という点差以上の差すら感じるほど。 それくらい柏が無抵抗だったように見えた。 柏の特長だったプレッシングがほとんど見えなかったのには驚いた。 ネルシーニョ続投を早々に決めちゃ…

ここからが本番

オランダ遠征に比べ、遙かに温い試合でゲンナリさせられた 代表戦による何度目かもわからない中断も終わり、 いよいよJ1もJ2もここからが本番。 10月の残り試合で如何に立て直すか、如何に勢いをつけるか。 負けないことじゃなくて、勝つことが絶対に必要に…

名か実か

前々から散々言われていたことだけど、ついに日テレがヴェルディから手を引く ということが正式に決まった模様で。 噂にあった某企業への身売りではなく、東京ヴェルディHDへの株式譲渡ということ。 やはりこの不況で一身に引き受ける企業はなかったというこ…

反省と対応を

鹿島vs川崎は中断時点からの再開の決定が下る。 Jリーグにしてはよくこの英断を下したと思う。 ただし、それで終わるのではなく、ここで改めてしっかりと規定を 制定して、こういう混乱がもう二度と起こらないようにするべき。 点差に関わらず試合の進行度合…

英断を求む

ものすごーく嫌な記憶を掘り出された鹿島vs川崎。 果たして、あのタイミングで中断、ノーゲームにすべき必然性があっただろうか。 確かにピッチ状態は劣悪なものになってしまっていた。 けれど、試合はもうすでに6分の5を消化し残り15分とロスタイム。 スコ…

継続性

ゼロックス・スーパーカップは思わぬ大差で鹿島が勝利。 鹿島は完全にチームとしての形が完成しており、安定感溢れる内容。 一方のガンバは予想以上にチームとしての状態が良くない。 ギャンブル的に導入した(様にしか見えなかった)3バックが完全に裏目。 後…

到来

いよいよ、と言うかようやくと言うか。 明日のゼロックス・スーパーカップで今季のJが始まる。 事前情報によると、順調な仕上がりを見せる鹿島に対し、 ガンバは練習試合でも勝利がなく、新加入の外国人FWも揃って負傷と 苦戦が予想されるが、果たしてどうな…

仕事遅えよ

新しいもの、珍しいもの、画期的なものは総じて大好きだったりする。 なので今季から導入されるICカード入場券は凄く楽しみにしてた。 でも、開幕に間に合わないって? おいおい、仕事遅すぎだろ。 まぁ、いろいろとクラブとJの間のやりとりも必要でスムーズ…

志し

季刊サッカー批評 issue 41 この国は本当に強くなっているか? (双葉社スーパームック)出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/12メディア: ムック クリック: 8回この商品を含むブログ (12件) を見るトップのスタッフは決まってしまったようなので、 林雅人氏を…

開催地に疑問

って横断幕を瓦斯サポが出してた。 そんなユアスタに日帰り弾丸ツアーで行ってきました。 清水サポの友人と共に。試合後凹みすぎで声かけれねえw 試合内容はハイレベルっていうか、裏狙いのかけっこ対決みたいな。 赤嶺の決定力とゴールセンスは日本随一だ…

入れ替え戦'08

緊張感はあれど、痺れる様な緊迫感はなぜか希薄で。 勝ち取るという強い意志は薄く、どこか決着を避けるような空気。 それでも前半の仙台は前に行く姿勢で先制点を奪う。 が、予期しなかった一瞬の隙を突くミドルで追いつかれると、 とたんに気持ちが後ろへ…

決着か、更なるカオスか

明日明後日のJ2は要注目。 場合によってはさらに混沌とした状況に陥る。 キーになるのは明日土曜日の横浜FC‐仙台。 仙台が勝利すれば昇格へ大きく近づくことになるが、引き分けもしくは敗戦で 状況は大きくカオスへと傾いていくことになる。 仮に仙台の敗戦…

個性派軍団

そんな中、土曜の味スタのゲームはとても面白かった。 特に大竹のゴールはファンタジック&マーベラス。 ああいうプレイを咄嗟に出来るっていうのは凄い才能だと思う。 あと長友も目に付いたなぁ。一試合通して衰えることのない運動量。 そして、恐れず仕掛…

素材探求

土曜夜にBSで大分vs川崎を見ていたら聞き覚えのあるメロディーが。 大分サポが歌ってるこれは… BRAHMANの超名曲「SEE OFF」じゃんかっ。 しかも、再現度かなり高え。掛け声の部分もしっかり入ってるし。 つーか、これをチャントにしようとするアイディアとセ…

巻き返し

浦和、ガンバ、川崎。 出遅れかけた3チームそれぞれが連勝して巻き返しを見せてきた。 どのチームも劇的な改善があったわけではないが、それでもしっかりと 立て直してくるあたり、自力の強さを感じる。 首位を快調に走る鹿島。 まず直接対決を迎えるのが浦…

続・波乱

浦和は重症どころか、重体でした。 攻撃の形がないのは去年からなんだけど、ワシントン放出、ポンテ不在で ボールの収めどころすらなくなった影響が守備にまで響いてきてる。 攻められない守れない。事態は相当深刻だ。 川崎は3トップ採用が今のところ完全に…

1試合終えて

J1は波乱含み。J2は概ね順当か。 ガンバの試合は見てないのでちょっとわからないが、今日川崎見た感じ、 ちょっと攻撃陣が機能するにはやや時間かかりそう。 チームとして完全に完成してる鹿島が序盤から走りそうな気配濃厚。 ACLの過密日程は厳しいものがあ…

プロとして

ベガルタ仙台の4選手がキャンプ地で酒に酔って車を破損させた事件が発覚。 事件自体は6日夜に起きていた事らしい。 車の損傷は修理代30万程度とのこと。 選手に対しての処分は減給。練習参加禁止などの処置はいまのところなし。 甘すぎないか? なぜ公表され…

派手にいこうぜ

天皇杯決勝はサンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズに。 正直広島vs川崎の方が面白そうだったよ。 あ、結局今日はTV観戦してた。 しかし広島は個人個人の技量はやっぱ相当高い。正直J2落ちるレベルじゃない。 その上で今日みたいにある程度統一徹底された戦…

2007個人的最終戦

というわけで、29日の天皇杯準決勝@国立見に行こうかなと思案中。 ホンダvs川崎フロンターレが見たかった気もするがまぁ、仕方ないw ただ、15:00キックオフな上、天気予報があやしい。 国立は防寒スペースねえからなぁ。寒い中でも見たいって程では正直… …

奇跡はJ1で起こっちゃってた

浦和が優勝逃したのは、正直ほら見たことか。って思い。 だってあんな内容のサッカーで優勝してもらっちゃ困る。 まぁ、過去見れば、そんなに良い内容で優勝したチームって少ないかもしれないけどさ、 でも、あれだけ潜在能力ある選手集めて、あの程度のサッ…

祝福と羨望と悔しさと

浦和レッズACL制覇おめでとう。 同じ日本人として嬉しさと誇りを感じる一方、やはり悔しさも同じくらいある。 時間はかかってもいつかあの場所にベルマーレが…… とにかく、日本代表としてじゃなくて、アジア代表として浦和がクラブワールドカップに出場でき…