軽やかにとはいかず

当初参戦するつもりで計画していたものの、諸々の事情でパス。
ちょっとゴタゴタした状況で余り集中して見れなかったスカパー観戦。
第2クールの滑り出しは軽やかにとはいかず、足取りは重たげ。
気温こそ25℃ほどだったものの湿度が高かったようで。
もちろん画面からはそこまでは見通せず、苛立ちまでは行かずとも、
少し停滞感が漂う試合展開。
立ち上がりのロングボールとロングシュートの攻勢をしっかりとしのぎ、
守備の安定と共に攻勢を強めようとするも、どこか攻めきれていない印象。
チャンスは作るものの、最後の部分、ゴールを奪うという強い意志がどこか薄く。
やられる気こそしないものの、ゴールの気配も希薄。
後半立ち上がりからパワーかけていかなければ面倒なことになりそうな雰囲気。
それでもどこかまだ煮え切らない。
そんな中でも、すっかり最もゴールを奪うためにプレーしていると感じる気配を
纏うようになった坂本紘司がバイタルで前を向き文字通りキラーパスを送り、
内心では最もゴールを渇望しているであろう田原豊が決める。先制。
技術はもちろん重要なのだが、その技術を生かすのは意志に違いないと改めて思う。
その後は中盤の空いたスペースを上手く使われピンチを招く場面こそいくつかあった
ものの、しっかりと守りきり勝利。
なんとなく物足りなさを残したまま終わってしまったというのが正直な感想。
現地のコンディションがどの程度悪かったのかは想像する他ないが、
監督のコメントなどを見ても、想像以上に厳しいものがあったのだろう。
そのコンディションに苦戦しつつも勝ち点3からまたスタートを切れた事は大きい。
もちろん、それを生かすには次が大事。
毎回毎回繰り返しにしかならないが、それでもやっぱり一つ一つ戦っていくだけ。
まだまだ、もっともっとできる筈。