吹っ切れ

リバウンドメンタリティはどこへいった?
失点を、敗戦を恐れてびびって縮こまって、腰引けまくって、
相手にいいようにやられて。そんな前半。
何やってんだよ。
後半少しは吹っ切れたのかようやく自分達から仕掛ける姿勢と
気持ちをちょっとだけ見せてなんとかドロー。


いろいろ考えたんだけど、守りきろうとか、そういうんじゃだめだろ。
一点をなんとか守りきって勝つ。とか、耐えて耐えてワンチャンスをモノにする。
とかそういうやり方が目指すべきところなのか?
違うんじゃねーの。
仮にそれで結果的にJ1行けたとして、その先に何があるのか。
そんなの上がってみなけりゃわかんねーから、まずはなんとしてでも上がるんだ
っていう意見もあると思う。
でも、やっぱそれじゃダメなんじゃないのか?という疑念は拭えない。
必ずしもそうだったとは言えないかもしれないが、横浜FC、札幌という前例もある。
逆に今J1でも上位に食い込んでる広島には、去年守り切る試合を挑んで、
完全に返り討ち、打ちのめされた記憶は今も鮮明に残ってる。
そもそも、懸命に向かってくる相手を悠然と受け止めるような力も、
軽く受け流すような技も持ってないだろう。
それはここ最近の結果と内容が明確に示してるじゃないか。
今この苦しい状況だからこそ理想にすがりたい。
いや、理想を追い求めなくちゃいけない。
変に守りに入って、手堅くやって、何が湘南の暴れん坊だと。
1点を守り切るんじゃなくて、2点3点を獲って勝ちに行く姿勢と意志を見せてくれ。
それでも勝てないんだったら仕方ない。悔しいけどその時は納得するよ。
びびって引き篭もって手堅く小さく纏まっちゃって、それで後に何が残る?何を得られる?
むしろそれさえもできないのが現状じゃないか?
別に綺麗なサッカーをやれと言ってるわけじゃない。
泥臭くてもいい。不恰好でもいい。綺麗な崩しなんかじゃなくていい。
最後は気持ちだけでゴールへボールをねじ込む。それで充分すぎる。
そういう気持ち。意志。姿勢。
それさえ最初から最後まで見せてくれれば結果は絶対についてくる。
もう終始感情論になっちゃって申し訳ないんだけど、結局のところやっぱりそこだろ。
戦術や技術を超えたところが最後の最後で勝負を分ける。
コンピューター上で弾き出される結果じゃなくて、人間が人間相手に戦う勝負なんだから、
最後はちょっとした差がそこから現出するんだって。
幸いにもまだ何も終わっちゃいないし、可能性はいくらでもある。
だからこそ、すべてを吹っ切って戦い抜くべき。
まずはその姿勢を選手達から見せてくれ。