奇跡じゃなくて必然

最後、坂本紘司のところにボールがこぼれてきたのは
絶対に偶然でも奇跡でもなくて、必然だったんだろう。
苦しみながらも、折れずに、挫けずに、手を抜かず、自分に限界をつくらず、
ひたむきに努力して、ずっと前を向き続けて、
ここまで“湘南”の10年と共に歩んできたんだから。
そういう人のところに一番大事なところで一番大事な事が訪れる。
そういうものなんだって。


甲府戦に意識が行き過ぎてすっかり忘れてたけど、昨日誕生日でした。
そんな日に、あれだけのものを目の前で目撃できて、ほんと、なんていったら
いいかわからないぐらい今だ興奮してるし、感謝してます。
惜しむらくはあの瞬間ゴール裏に自分がいられなかったこと。
これだけは後悔してもしきれないと思う。


ただ、まだ何も決まってはいないのだから、喜ぶのはここまで。
甲府戦以上の強い気持ちを持って、全力で残り2試合を勝ちきって、
今度こそ自分達の手で昇格を勝ち取ろう。
本当に喜ぶのはそれからでも遅くない。
まだまだこれからだよ。